英検準一級を取得できるレベルってどのくらいですか？

Question

今高校生で、将来は英語を使った職業に就きたいと考えています。今後、英検準一級に合格したいと思っているのですが、英検準一級に合格する方のレベルって具体的にどのくらいでしょうか？英語で論文が書けたり、ドラマを字幕なしで見れたりなど…。目指すレベルを把握しておきたいです。 英検準一級をいずれ受験したいと考えているのですが、英検準一級に合格できるレベルは具体的にどのくらいなのでしょうか？

Mokoコーチ · Accepted Answer

英検準一級を目指していらっしゃるのですね。

語彙はもちろん、文法、リスニング、ライティング、リーディングに加え英語面接で話すテストもあるので、とても語学力がつくと思います。

さて、ご質問のレベルについてですが、英検公式サイトより引用しますと

準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。

とのことです。

私が合格したのはずいぶん前なので今とは違うかもしれませんが、当時の自分が英語で論文が書けたり、ドラマを字幕なしで見れたり、はできなかったですね。

これも、個人差があるので、英検準一級をお持ちの方全員がそうだとは言いかねます。

同じ英検準一級であっても、ギリギリで合格した人と、1級の一歩手前という人では違うからです。

どんなレベルかどうか、一番簡単に理解できる方法として、英検準一級の過去問を解くという方法があります。

公式サイトで各級の過去問が無料で閲覧できますので、一度解いてみてはいかがでしょうか？

今目指すゴールと現在の立ち位置のギャップを認識して、どこを強化すべきかを冷静に分析することで目標は近づくと思います。

敵を知り己を知れば百戦危うからず、とも言いますし、ご自身の肌で感じる方が、得られるものは大きいと思いますよ。

竹村 和浩 · Answer

英検協会の説明によれば、英検準1級は「大学中級程度のレベル」とされ、「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」と書かれています。

ですので、高校生で準1級を取得できれば、難関大学、或いは英文科に合格できるレベルの英語力を身に着けていることになり、大学生では、TOEIC®︎で言えば、８００点後半から９００前半のレベルの英語力を身につけていることになり、就職でも有利に働きます。社会人でも準1級を取得していればGlobal Mobilityなどの海外インターンの機会を掴めるレベルになり、特に外資系企業で働くための英語力としてミニマル・エッセンシャルであると言えます。

英検2級と比べると一番異なるのが、語彙力、ということになると思います。

英検準1級・1級は、何といっても大量の語彙（単語・イディオム）を覚える必要がありますが、これらは、すべてビジネスレベルでは必須、TIMEやeconomist、Financial Times などグローバルビジネスで必要な情報を得る雑誌・新聞を読むに必要なレベルの語彙を習得する機会ととられると良いと思います。

ですので、英検パス単英熟語と過去問題集に加え、英字新聞や、英字雑誌をよく読み込みながら、とりわけ語彙強化をメインに学習を進めると良いでしょう。語彙では、語源を使ったボキャビルで強化するとより定着が進み効果的です。

グローバルビジネスに通用する英語力を身につけるために必要な級が準1級であると言えます。

Shin · Answer

英検準１級は非常に難易度が高いですが、英語で論文が書けたり、ドラマを字幕無しで見れたりといったレベルまではないと考えて良いでしょう。あえて何か他のものに例えるとしても、単語・リーディング・リスニングが中心の試験なので、英語を使って何かができるというよりは、大学受験だと難関私大の英語に対応できたり、TOEICだと700-800が取れたりするレベルというものになるでしょう。

通訳・翻訳といった英語専門家を志したり、海外大学院留学といった進路を検討したりする場合だと、英検準１級よりも「１級」がスタートラインとなってきます。ただ、あくまで日本語がベースの職業で、英語を使用する機会もあるといった形であれば、準１級レベルの英語力があればそうしたチャンスを回してもらえる可能性は大きく高まるでしょう。

英検準一級を取得できるレベルってどのくらいですか？

【質問の背景】

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