初心者でもできるシャドーイングのやり方について

Question

リスニングに悩んでいます。リスニング力が低くて、リスニング問題は何を言ってるのか聞き取れません。調べたら、シャドーイングがリスニング力アップにいいと出てきたので、やってみたいと思いました。私のような初心者は、まずどうやってシャドーイングをはじめたらいいでしょうか？効果のあるやり方を教えてください！ 初心者でもできるシャドーイングのやり方が知りたい。

アソミ · Accepted Answer

日々、効果的な学習法を積極的に探していらっしゃる姿勢に頭が下がります。シャドーイングは教材選びさえ間違えなければ、初心者でもリスニングや発音・イントネーションの強化に大きな効果を発揮します。ですが、負荷の高い教材を選ぶと挫折しやすいので、教材選びは慎重に行いたいところです。初心者でも取り組みやすい教材を2つご紹介しますね。どちらも無料です。 1.　美女シャドーイング名前に驚かれるかもしれませんが、初心者のシャドーイングに特化した学習サイトです。シャドーイングする文章は毎回異なるものの、学習方法は毎回同じステップで進めていくので、とても分かりやすいです。動画に沿って学習を進めていくだけで、単語やフレーズも一緒に覚えられます。美女シャドーイングで扱われる文は、有名人の格言。シャドーイングをしつつ、モチベーションも上げられますよ。 1度の学習でシャドーイングする文章は2文程度。5分ほどでサクッと完了できるように作られています。無料ながら、とても良質なサイトだと思います。２．NHKゴガクルのサイト NHKゴガクルでは、テキストに出てくる英文を一文ずつ再生できるようになっています。初級/実践などのレベル別、日常会話/旅行会話/文法などのジャンル別に選べるので、興味があるものをピックアップして学習できます。シャドーイング用に特化こそされていないものの、英文+日本語を表示/日本語/英語だけ表示したり、それぞれの文の解説も表示できるので、・英文と日本語訳を見ながら意味を理解する・音声を流してシャドーイングに挑戦といった形でシャドーイングに発展させていくことも可能です。はじめは簡単すぎるかな？と思うくらいの英文で丁度よいくらいです。慣れてきたら、少しずつ長めの文に挑戦なさってみてくださいね。

くん · Answer

シャドーイング学習を始めようとご苦労されていると伺えます。

初心者の方がシャドーイングを効果的に学習するためには、以下の２つを抑えることが重要です。

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①教材選び
②やり方
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①教材選び

シャドーイングは教材選びが非常に大切になります。以下の条件を満たした教材を選んでみてください。

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・スクリプト付きの教材を選ぶ
・教材の長さは15〜45秒が理想
・レベルに合った教材を選ぶ
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シャドーイングは同じ教材を繰り返し練習すると効果がより高まります。選んだ教材が3分以上続く長い教材だと、繰り返すのが苦痛ですし何より時間が足りません。

特に真面目な方だと最初からビジネスや政治系の堅い教材を選ぶ傾向にあります。心意気は素晴らしいですが、レベルが高すぎると短期で挫折する要因にもなります。

教材選びの鉄則は自分の興味関心のあるジャンルから選ぶこと。スクリプトを見たときに８〜９割位の単語を知っている位が丁度いい教材のレベルと言えるでしょう。

②やり方

初心者の方で手順がわからないのであれば、まずは以下の手順でシャドーイングを行ってください。

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１）スクリプトを読む。わからない単語・発音があれば調べておく
２）スクリプトを見ながら音声を聞く
３）音読する
４）スクリプトを見ながら音声と同時に発音（オーバーラッピングといいます）
５）シャドーイング
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シャドーイングはレベルの高い練習方法です。通訳／翻訳家を目指す人が行うトレーニングでもあります。

難しいようであれば４）オーバーラッピングまでを繰り返し練習すれば大丈夫です。オーバーラッピングだけでもリスニング力が上がるので安心してください。

Shin · Answer

まず「リスニングと同じスピードで音読して一回で理解できる教材」を用意しましょう。最初なので、簡単すぎるくらいのものが良いと思います。その理由として、シャドーイングの練習時に「音だけにフォーカス」できたほうが初心者だと取り組みやすいからです。

教材が決まったら、スクリプトを見ながら音声を一文ずつ流して、英文と音声を一致させていきます。より定着させるため、音声の真似をして発話してみるのも良いでしょう。

発音の感覚を掴んだら、次は音声を止めずに通しで流して、上から被せるようにして音読をしましょう。これをオーバーラッピングとも呼びます。上手く音声と一致しなかったところが改善ポイントなので、その部分だけ重点的に聞き直す等してより深く分析をしてみましょう。

十分にオーバーラッピングができるようになったら、ついにシャドーイングです。スクリプトを見ずに音声を流し、その少し後に「影のようについていって発話する」トレーニングです。もしまだ難しいと感じるようであれば、一旦オーバーラッピングに戻ったり、倍速変換機能を使用して遅くしたりするのも良いでしょう。

Mokoコーチ · Answer

初めてのシャドーイングで、英語の初心者ということであれば、最初は無理をせずに基礎的な内容の教材を選ぶと良いと思います。例えばNHKの基礎英語シリーズであれば英文のほかに英文法や単語の解説もあるので、リスニングやシャドーイングの訓練に並行して文法や単語の復習も可能になります。私も最初のシャドーイングはこちらの教材を活用していました。その他の教材であれば、初心者向けの日英対訳のスクリプトが付いたもので音声のスピードを変えられるものであると便利だと思います。最初は英文を見ながら音声に続いてリピート練習から始めてみましょう。知らない単語の発音はシャドーイングの前に確認しておくとスムーズです。その次に英文を見ながらゆっくりスピードで音声に続いてシャドーイングをしてみましょう。上手くいくようになったら普通のスピードに戻し、最後に普通のスピードでスクリプトなしで音声に合わせてシャドーイングをするという順番を踏むと良いと思います。シャドーイングのポイントは、英語の意味や文の構造などは一旦置いておいて、まずは音声に集中することです。例えばlet it goとスクリプトに書いてあっても、音声ではレリゴーと聞こえるでしょう。そういった音声変化に戸惑ったり、スクリプトの英単語にとらわれて一語ずつ発音してしがちですが、そこをグッとこらえて聞こえた通りに発話することを意識してみてくださいね。小さな子どもが洋楽の歌を真似て歌うイメージで進めるといいかも知れません。子どもであれば、意味などは考えず、音だけを完コピしますから。難しい訓練なので焦らずに少しずつ進めていくのもポイントですよ。ご参考になれば幸いです。

Monicoコーチ · Answer

確かに多くの英語学習方法を語るサイトでもシャドーイングは効果的だと言われていますね。

シャドーイングは、他の学習法と比べて少し特殊です。

というのも、一度やってみていただきたいのですが、例えば夕方の真面目なニュース番組がありますよね。これ、日本語でシャドーイングしてみてください。

きっと日本語でも難しいはずなのです。

シャドーイングは音を聞きながら追いかけて自分でその表現を再生し、さらには流れている音も聞き続けるので非常に集中力のいるトレーニングです。

まずは慣れるために日本語でもやってみましょう。

その後、初心者のためのシャドーイングですが、まずはご自身のレベルに合ったリスニング教材を選びましょう。例えばTOEICでいうのならば、500点くらいであれば500〜600点を目指す教材のリスニング内容、または同等のものでもいいです。

最初から難しすぎるとしんどくなるので、しっかり音が聞こえるスピードのものがおすすめです。

そして、まずはスクリプトを見て何度も英文を聞きます。その後、一文流して自分で口に出してリピート、この状態で読み進めます。

これがしっかり慣れてきたら、スクリプトを見たまま、１秒ほど音源より遅れて英語を追いかけてみてください。一度遅れをとっても、また遅れてしまったところを無視して、ついていけるところから再開してみましょう。

そして躓いたところは何度も音読して克服します。

これを繰り返し、最後にはスクリプトなしでシャドーイングをしてみてください。これができるころには、リスニング力が上がっていることは間違いないでしょう。

参考になれば幸いです。

初心者でもできるシャドーイングのやり方について

【質問の背景】

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